世界を広げる

ドラッカー:ヤング・プレジデント・オーガニゼーションはあなたにとってどれくらい大事な会ですか。

バフォード:世の中を広めてくれる役をしています。私の住んでいるのは人口75000人という小さな町です。あの会のおかげでずいぶんいろいろな人と知り合いになりました。

ド:外の世界に関心を持ち、人と会うことによって世界を広げることは、特に非営利組織の人たちにとって重要です。非営利組織の人たちの自己開発について、何かアドバイスはないでしょうか。

バ:ビジネスでも非営利組織でも、あらゆる関係者と関係を密にしておかなければなりません。さもないと組織の内部のことにとらわれ、外の世界に奉仕するという本来の役割を忘れてしまいます。


同じセクションで、グスタフ・マーラーがオーケストラの団員に一年に二度は観客席に座りなさいと勧めていたことや、牧師が日曜の礼拝を年4、5回休んでは他の教会へ行っている例などを挙げ、自分を外から見ることの重要性を説いています。

また、仕事上関係のない人たちとのつながりを定期的に持つことによっても、今の自分の視野を広げることの役に立つでしょうし、将来の自分を考えるうえでの役にも立つということなのだと思います。

2014/2/7

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