自らの成長につながる最も効果的な方法は、自らの予期せぬ成功を見つけ、その予期せぬ成功を追求することである。ところがほとんどの人が、問題ばかりに気を取られ成功の証を無視する。
成長のプロセスを維持していくための強力な手法を三つ挙げるならば、教えること、移ること、現場に出ることである。
第一に、うまくいったことをどのように行ったかを仲間に教える。相手が学ぶだけでなく、自らが学ぶ。第二に、別の組織で働く。そこから新たな道が開かれる。第三に、一年に何度か現場で働く。
「予期せぬ成功」とは読んで字のごとくですが、「うまくいった」「ラッキーだった」と嬉しくなるような出来事であることが多いでしょう。
そのとき、嬉しい気分を味わうだけではなく、なぜうまくいったのかその理由やメカニズムを探ることによって、成功パターンを見つけられる可能性が高まります。また、自分の強みを見つけるチャンスかも知れません。
「ラッキー」で終わらせる人と、そこから成功パターンを見つけようとする人では、あとあと成長の速度に違いが出てくるように感じます。せっかく嬉しい気分になったのなら、どうしてうまくいったのか少し深堀りしてみることで、自らの成長を促したいものです。
2014/2/4